会社員が副業を始めるときの選び方・始め方・続け方を、手順に沿ってまとめています。

Time

時間の作り方

副業が続かない原因と立て直し方

目次
  1. 続かないのは自然なこと
  2. 原因1:目標が曖昧
  3. 原因2:時間の見積もりが甘い
  4. 原因3:成果が見えにくい
  5. 原因4:疲れの蓄積
  6. 続けるための仕組みを作る
  7. やめる判断も選択肢のひとつ
  8. 次にやること

副業が続かない主な原因は、「目標が曖昧」「時間の見積もりが甘い」「成果が見えにくい」「疲れが溜まる」の4つに分けられます。続かないのは意志が弱いからではなく、仕組みが合っていないだけの場合がほとんどです。原因ごとの立て直し方と、続ける仕組みの作り方を紹介します。

続かないのは自然なこと

まず、副業が続かないのは珍しいことではないと知っておいてください。本業のある会社員が、さらに別の活動を加えるのですから、負担が大きくなるのは当然です。

始めた当初は、新しさがあって意欲が高くても、時間がたつと、成果が見えない、疲れる、他に優先したいことが出てくる、といった理由で、気持ちが離れていきます。これは多くの人が経験することです。

続かなかった自分を責めると、さらにやる気が下がります。原因を冷静に分析し、仕組みの側を見直すことが、立て直しの第一歩です。

続かないと悩む人の多くは、始めた最初の熱意が高かった人でもあります。最初に意欲が高いほど、期待とのギャップに落胆しやすいためです。期待を下げるのではなく、期待に見合う行動の量を、現実的に見直してみてください。

原因1:目標が曖昧

「いつか稼げればいい」という漠然とした状態では、日々の行動に張り合いがなくなります。何をどこまでやれば成功なのかが分からないため、進んでいる実感が持てません。

立て直すには、目標を数字と期限で具体化します。「3か月後に月1万円」「半年で記事を30本」のように、確認できる形にします。

大きな目標は、小さく刻んでください。週ごと、日ごとに達成できる目標まで落とし込めば、毎日の行動が目標に結びつき、小さな達成感を得られます。目標の立て方は、別の記事でも詳しく説明しています。

目標は、書いて目に見える場所に置いておくと効果があります。手帳の最初のページや、机の前に貼るなど、日常的に目に入る形にしてください。見るたびに、何のために続けているかを思い出せます。

原因2:時間の見積もりが甘い

作業にかかる時間を短く見積もりすぎて、計画が崩れ続けるのも、よくある原因です。予定どおりに進まない経験が重なると、「自分はできない」という気持ちが強まります。

立て直すには、実際にかかった時間を記録します。1つの作業にどれだけの時間を要したか、数回分を測れば、現実的な見積もりができます。

見積もりに、余裕を持たせることも大切です。計画の1.5倍の時間を見込むくらいで、ちょうどよいことが多くあります。余裕があれば、予定が崩れても焦らず、続ける意欲が保てます。

時間の見積もりを改善する際には、作業を始める前の準備や、終わった後の片づけにかかる時間も含めて測ってください。純粋な作業時間だけでなく、全体にかかった時間を把握すると、計画の精度が上がります。

原因3:成果が見えにくい

収入や反応が出るまでに時間がかかる副業では、成果が見えない期間が続き、意欲が途切れがちです。努力が報われているか分からない状態は、人を疲れさせます。

立て直すには、成果の見方を増やします。収入だけでなく、作った数、学んだこと、増えた実績、閲覧数なども、進歩の記録として数えます。

記録をつけて振り返る習慣も役立ちます。1か月前と比べて、できることが増えたと実感できれば、収入が出る前でも、続ける力になります。小さな進歩を見つける目を養ってください。

成果が出ない原因が、やり方の違いにある場合もあります。ただ作業量を増やすのではなく、うまくいっている人のやり方を調べて、自分の方法と比べてみてください。方法を変えるだけで、成果が見え始めることがあります。

原因4:疲れの蓄積

本業の忙しさや、睡眠不足、休みのなさが重なると、副業を続ける体力と気力が失われます。疲れは、気づかないうちに溜まっていくものです。

立て直すには、副業の量を減らし、休む日を確保します。思い切って1週間休むのも有効です。休んでみて、副業をやりたい気持ちが戻るかを確かめると、自分の本音が見えてきます。

疲れが慢性化している場合は、副業のやり方だけでなく、生活全体を見直す必要があります。睡眠、食事、運動、本業の負担など、副業以外の要素にも目を向けてください。

疲れを防ぐ仕組みとして、作業の終わりを先に決めておく方法があります。「今日は30分だけ」と決めて、終わったら潔くやめる。やり足りなくても切り上げることで、翌日も取りかかりやすくなります。

続けるための仕組みを作る

意志の力に頼らず、続く仕組みを用意しておくと安定します。

  • 作業する時間と場所を固定し、習慣にする
  • 最初の一歩を極端に小さくする(机に座るだけ、など)
  • 進み具合を記録し、目に見える形にする
  • 一緒に取り組む仲間や、報告する相手を作る

仲間がいると、励まされたり、刺激を受けたりします。同じ副業に取り組む人とつながる場や、成果を報告する相手を持つと、孤独による挫折を防げます。

仲間を作る方法としては、同じ副業に取り組む人が集まるオンラインのコミュニティや、勉強会があります。参加する際は、勧誘や高額な教材の販売が目的のものに注意し、無理のない範囲で関わってください。

再開するときは、以前と同じ方法に戻さず、続かなかった原因を踏まえて、条件を変えます。時間帯、量、種類のどれかを変えるだけでも、結果が違ってきます。前回の経験を活かして、より自分に合った形で始められます。

やめる判断も選択肢のひとつ

立て直しを試みても、どうしても続かない場合は、やめるという判断も正しい選択です。その副業が自分に合っていなかった、今の生活には負担が大きすぎた、というだけの話です。

やめるときは、得られたものを振り返ってください。学んだこと、気づいた自分の傾向、できるようになったことは、次の挑戦に活きます。

また、続けるかやめるかの判断は、疲れているときに急いで決めないことです。数週間、休んでから考えると、冷静な判断ができます。やめても、また始めたくなったら、再開すれば構いません。

やめる判断をした場合も、それまでの記録は保存しておきます。次に何かを始めるとき、なぜ続かなかったのかを分析する材料になります。失敗の記録は、次の成功の準備として役立つ資産です。

次にやること

最近、副業の作業が止まっているなら、上の4つの原因のうち、どれが当てはまりそうかを考えてみてください。複数当てはまっても構いません。

そして、最も大きな原因に対して、小さな対策を1つだけ決めます。たとえば、目標が曖昧なら紙に書く、時間の見積もりが甘いなら今週の作業時間を記録する、といった具合です。1つ変えて、1週間様子を見てください。